防御、特防の種族値2倍

　防御種族値120の岩、鋼タイプのポケモンと防御種族値60の地面、水タイプのポケモンがいるとする。両者ともに「じしん」で相手を攻撃したとする時、HPやレベル、性格や固体値などを一切考えずにダメージ計算を行うと大ダメージを受けるのは前者である。
　種族値は能力の殆ど占めている数値でこの種族値の差が大きな能力の差を生み出している。しかし、実際ダメージを受ける時にはタイプの相性で威力が変わってくる。タイプの相性は効果抜群の時でダメージを2倍、4倍、さらにタイプ一致で6倍にまで跳ね上がる。
　つまり、種族値が高いポケモン＜弱点の少ないポケモン が当てはまる。

　単純に計算すると防御種族値が180あるボスゴドラでも、じしんを受ける時にはダメージが4倍のため種族値は1/4になる。逆に、言うほど種族値が高くないポケモンでもじしんを受ける時に効果が今ひとつであれば防御種族値は2倍になる。
　パーティを決めるときには、種族値を重視するよりも、タイプの組み合わせや弱点の少なさを重視して、弱点のタイプを持つポケモンに対抗できるポケモンをメンバーに入れておくとよい。

っていう考え方もある。